2011年7月3日日曜日

「Facebookは流行らないんじゃないか」と思うようになった3つの理由

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Facebookを使い始めて半年、
なんとなくですが、
「Facebookは流行らないんじゃないか」
という気持ちが出始めてきました。
(確信ではないですが)

前にブログに書いたように、
未だに僕は、
「Facebookは日本で普及しないとまずい派」
であることは間違いないですが、
Facebookに対して最近なんとなく感じる違和感を
まとめておきます。


①やっぱりSNSって「疲れる」

昔は結構mixiに日記を書いたりしてたのに、
この表現が適切かどうかわかりませんが、
なんとなく「mixiに疲れて」、
それからすっかりmixiから遠ざかり、
そんな中、Facebookが話題になって、
Facebookはmixiよりも面白いぞって思ったけど、
結局本質は同じなんじゃないか、
とも思うようになってきました。

間違いなくこれは人それぞれで、
「どういう風に思う人がどのくらいいるのか」
っていうのを見極めることが重要なんだと思いますが、

個人的には、
「流れていくことが当たり前」で、
「たまに見知らぬ誰かから反応があったら嬉しい」Twitterと
「流れていくとなんとく寂しい」Facebookだと、
Twitterの方が楽しかったりします。(というか気楽。)


②プロモーションガイドラインが厳し過ぎる

これは何度かこのブログでも触れていますが、
Facebookはプロモーションガイドラインが非常に厳しい。
Twitterと比べると、
キャンペーンの参加や応募のスキームとしては使いにくく、
企業がプロモーションとして使うのが難しくなっています。

もちろん、ソーシャルメディアの使い方として、
そういう使い方が最も正しいとは思いませんが、
Twitterは、その辺りのガイドラインがゆるいこともあり、
企業が積極的にキャンペーンなどで活用しており、
そういったことがユーザーの増加にもつながっていると思います。


③「いいね!」の価値低下

Facebookがプロモーションガイドラインを厳しくしているのは、
恐らく、「いいね!」など、ユーザーのクチコミ価値が
下がるのを防止するためだと考えられます。

しかし、なんとかそれを掻い潜ろうとするのが、
プランナーの仕事だったりもします。

そんな中、最近よく見かけるのが、
Facebookページの「いいね!」を押した人だけが、
キャンペーンに参加できるとか、
何かがダウンロードできる、などといった手法です。

最近、Twitterでフォローしている方が、
「いいね!」ともまだ思ってないのに「いいね!」押さないといけないのがイヤ
という内容のツイートをしていたのですが、
まさにその通りだと思いました。

企画している側が見落としがちな、
ユーザーのリアルな声だと思います。
(自戒も込めて)

「いいね!」を押すと、友達のウォールに
「●●さんが○○についていいね!と言っています」
と表示されてしまいますが(それが企画者の意図ですが)、
●●さんが「いいね!」と思うかどうかはその後のことで、
こういうのを見ると、「いいね!」ってなんだろう?って思ってしまいます。

これは、完全に「いいね!」の意味を
誤解していると言っていいのではないでしょうか。
なのに、こういう手法を、
Facebookのマーケティング戦略的な本を出版する会社が
とっていたりするので、ますます違和感が強まります。。


なんとなく感じる「違和感」で、
まだ「確信」でもないし、
何らかの「主張」があるわけでもないですが、
最近感じたことをそのまま書いてみました。

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