マイケル・W・プライス マシュー・フレデリック
フィルムアート社
売り上げランキング: 4025
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書店でタイトルと雰囲気に
魅力を感じて購入した本です。
「101のアイデア」の中には、
広告やマーケティングに関する
「アイデア」も含まれていて、
それらの「アイデア」は、
幾分親しみのある「アイデア」だったりするのですが、
それ以外の「アイデア」に関しては、
自分の知識、理解の無さに軽くショックを受けました。
自分の専門領域の本ばかり読まずに、
たまにはこういった幅広い領域の本を
読むことも大切だなぁと思いました。
昔読んだREADING HACKS!読書ハック!という本に、
グーグルの投資戦略に合わせて、
読書も「70:20:10」にするべき、
ということが書いてあったのですが、
それが最近は、
「90:10:0」くらいになってた気がします。
ちなみに「70:20:10」というのは、
70%は本業に、
20%は本業に関連した分野に、
10%は本業とはまったく関係のない分野に
投資する。
というものです。
話が脱線しましたが、
「ビジネススクールで学ぶ 101のアイデア」
に話を戻すと、
この本の中で最も印象に残ったのは、
72個目のアイデア、
『良いか、速いか、安いか。2つを選ぼう』
というものです。
三角形はそれぞれの辺が互いに依存するようになっています。三角形のその他の辺に影響を与えずに、ひとつの辺を変えることはできないのです。品質-時間-コストの三角形は、高い品質(第1の辺)の仕事を、素早く(第2の辺)行って欲しければ、その人は3つ目の辺へのコントロールを譲歩しなければならず、高い金額(第3の辺)を支払わなければいけないことを示しています。
なるほど、確かに。
じゃあ、これを広告に当てはめると、
どういう三角形になるのだろう、
ということを考えてみました。
取り急ぎ、
今自分の中で出した答えは、
【リーチ】-【情報の深度】-【低予算】
という三角形です。
多くの人に深い情報を伝えたければ、
「結構お金かかりますよ~」って話になるし、
予算はあまりないけど多くの人にリーチしたければ、
「深いメッセージは伝えられませんね~」ってことだし、
深い情報を低予算で伝えたければ、
「ターゲットをかなり絞りましょう」って話ですね。
まぁでも、
概してクライアントは全てを望むわけですが。。
少なくとも自分の中では、
「何を譲歩するのか」は明確にしておきたいと思います。
(【低予算】は喜んで譲歩しますが)
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