高広伯彦 池田紀行 熊村剛輔 原裕 松本泰輔
宣伝会議
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まず、
誤解される前に明確にしておきますが、
この本、超オススメです。
以前、あるセミナーで、
高広伯彦さんのフェイスブックに関する話を
聞いてすごく感動したこともあり、
この本の発売は非常に心待ちにしていました。
実際、本を読むと、期待以上の内容で、
この本を読まずに、広告会社の人間として
フェイスブックやソーシャルメディアは語れないと思うし、
自分も最低あと一回は読もうと思っています。
というのが前提での話ですが、、
この本の中では、
絶対に触れておくべきだったことが、
完全に抜けてしまっていたと思っています。
それは、フェイスブックの
プロモーションガイドラインについてです。
Facebookプロモーションガイドライン
URL:http://www.facebook.com/promotions_guidelines.php
今日時点では、
「最終更新日: 2010年12月1日」となっていて、
僕が初めてこれを読んだのも
2010年12月1日以降だったので、
それ以前のガイドラインが
どうなっていたのかはわかりませんが、
少なくとも現在のガイドラインによれば、
「フェイスブックインパクト」の中で紹介されていた
プロモーション事例の中にも、
「ガイドライン違反」になってしまうものがあります。
(恐らく実施当時はOKだったのだと思いますが)
プロモーションガイドラインで、
一番注意をしなければいけないのは下記の部分です。
できないこと: プロモーションへの応募条件として、Facebookページのウォールへの投稿、写真のアップロード、近況アップデートの投稿など、Facebookでのコンテンツ提供を求めること。
その他に、このようなものもあります。
できないこと: Facebookページに対して「いいね!」をクリックしたり、スポットにチェックインしたり、プラットフォームアプリにコネクトしただけで自動的に参加となるようなプロモーションを運営すること。
できないこと: Facebookで(Facebookのメッセージ、チャット、プロフィールまたはFacebookページへの投稿などで)当選者に通知すること。
できないこと: (規則などで)プロモーションに応募する前にFacebookに登録するように指示すること。
意外とこのガイドラインは知られておらず、
このことを知らずにプロモーション企画を
立ててしまうこともあると思います。
実際、僕もその一人で、
クライアントへの提案直前に後輩から教えてもらって
急遽企画内容を修正しました。
「フェイスブックインパクト」は、
Facebookやソーシャルメディアについての
バイブルとも言えるような本なので、
このガイドラインについては
どこかで触れておいて欲しかったなと思ってしまいました。
とはいえ、いい本なので、
書評はまた改めて書こうと思っています。
<追記:2011.05.20>
プロモーションガイドラインは、
2011.05.11に更に更新されていました。
「いいね!」をプロモーションの投票として
使うこともできなくなっています。
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