2011年5月6日金曜日

「キュレーション」と「ストーリー」 ~GWアートな旅で感じた2つのこと~

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今年のゴールデンウィークは、
「アートな旅」ということで、
6つの美術館を回りました。

国立国際美術館 (大阪 中之島)
アサヒビール大山崎山荘美術館 (京都 大山崎)
大原美術館 (岡山 倉敷)
ベネッセハウスミュージアム(香川 直島)
地中美術館 (香川 直島)
ひろしま美術館 (広島)

正直、①と④はおまけで、
メインは、印象派の絵画が常設で展示されている、
その他4つの美術館でした。

こんなに短期間でまとめてアートに触れたのは
初めての経験で、いろんな刺激と癒しを体験しましたが、
そんな中でも感じたことを簡単に2つ記します。

まず一つ目は、
「キュレーション」の魅力についてです。

キュレーションについて詳しくは、
こちらをご覧ください。

佐々木俊尚さんの「キュレーションの時代」には、
他者の視座にチェックインして、その人たちの視点で世界を見ていくと、鮮やかな新情報が次々と流れ込んでくる。
と書かれていましたが、
今回、美術館を回る中で、
まさにそのことを体感しました。

キュレーターとは、もともと、
美術館などの学芸員のことなのですが、
自分が興味のある作品を展示している美術館や企画展に行くと、
その流れの中で、それまで知らなかった、
また新しい作品や画家への興味が湧いてきます。

今回の旅行で言うと、
児島虎次郎ヴラマンクがそうでした。


もうひとつは、
「ストーリー」の重要性です。
絵が美しいかどうかも重要ですが、
やはり、人を惹きつけるのは、
「ストーリー」だと感じました。

美術館に行くときは、
基本的に音声ガイドを借りるのですが、
単に絵画を観るだけでなく、
その作品にまつわる「ストーリー」に触れると、
その作品への関心が一気に高まります。

これは、広告やコミュニケーションと一緒だなって思いました。


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