2011年6月17日金曜日

FacebookにもTwitterにも無い、mixiの魅力とは?

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先日、
mixiのソーシャル広告は想像以上に秀逸だった
というブログ記事を書きましたが、
今日、日経新聞電子版で、
こんな記事を見つけました。

岐路に立つ日本のソーシャルメディア陣営 ソーシャルパワーが企業を変える(4)

これによると、
mixiの笠原社長曰く、
当社はFacebookを見ながら戦略を立てているわけではない。
とのこと。

さらに、
Facebookとは根本思想が違う
mixiは顔見知りと濃密なコミュニケーションを取るための基盤を目指している
とのことです。

笠原社長の中でFacebookは、
「顔見知りと濃密なコミュニケーションを取るための基盤」
ではない、ということなのでしょうか。

Facebookで知らない人からのフレンド申請を承認するとアカウントをハックされる可能性が上がるそうです
という記事があったように、
Facebookも実際のリアルな友達(=顔見知り)と
繋がることが原則だと思います。

どちらかというと、
「顔見知りと濃密なコミュニケーションを取るための基盤」
の対極にいるのは、
「顔も知らない人と気軽なコミュニケーションを楽しめる」
Twitterのような気がします。

個人的には、
FacebookにもTwitterにも無いmixiの魅力を挙げるとすると、
「コミュニティ」での「見知らぬ」ユーザー同士が
共通の興味関心事をテーマに交わすコミュニケーション
だと思っています。

僕の場合はプロ野球が好きなので
好きなチームのコミュニティをよく見ていますが、
むしろ最近はそのためだけにmixiを使っている気もします。

FacebookのFacebookページは、
まだどちらかというと
ページのオーナーとファンの間でのコミュニケーションがメインで、
ユーザー(ファン)同士のコミュニケーションは
少ないように思えます。
(そういうページを知らないだけかもしれませんが)

Facebookは「実名制」であるがゆえに、
なかなか実名では自分の意見を言い合いにくい雰囲気があるのに対し、
mixiは「実名制」ではないので、
時には熱い議論も活発に行われています。
(それが楽しかったりもします)
かといって完全に匿名ではないので、
2ちゃんねるのように荒れることも少ないと思います。

なので僕の中でmixiは、
「顔見知りと濃密なコミュニケーションを取るための基盤」
ではなく、
見知らぬ人と濃密なコミュニケーションを取るための基盤
だったりします。

Twitterにしても、
ハッシュタグを使って、
同じテーマについて語っている人の
ツイートを見ることはでき、
リプライなどでコミュニケーションをとることはできますが、
基本は「つぶやき(≒独り言)」で、
TLを流れていくのが前提なので、
そこからコミュニケーションは発生しにくいように感じます。
(もちろん発生することもありますが)

昨日、
<Twitter最新動向のまとめ> ここのところTwitterの勢いが凄まじい
というブログ記事を書きましたが、
mixiについても、今後どうなっていくのか、注目したいと思います。
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